2016-05-25-原理講論後編-3
後編の緒論(一)蕩減復帰原理(1)蕩減復帰からの文章です。{ }内の言葉をお選びください。(赤色部分からの引用です)
「{a }復帰」というのはどういう意味なのであろうか。どのようなものであっても、その本来の位置と状態を失ったとき、それらを本来の位置と状態にまで復帰しようとすれば、必ずそこに、その必要を埋めるに足る何らかの条件を立てなければならない。このような条件を立てることを「{a }」というのである。
堕落人間がこのような条件を立てて、創造本然の位置と状態へと再び戻っていくことを「{a }復帰」といい、{a }復帰のために立てる条件のことを「{a }条件」というのである。そして、このように{a }条件を立て、創造本然の人間に復帰していく摂理のことを「{a }復帰摂理」というのである。
それでは、{a }条件はどの程度に立てなければならないのだろうか。この問いに対して、我々は次のような三つの種類のものを取りあげることができる。その第一は、{b }のものをもって{a }条件を立てることである。これは、失った本然の位置と状態と{b }なる価値の条件を立てることによって、原状へと復帰することをいうのである。例えば、報償とか還償と呼ばれるものが、これに属する。
第二は、より{c }ものをもって{a }条件を立てる場合である。これは本然の位置と状態から失われたものよりも、もっと{c }価値の蕩減条件を立てることによって、原状へと復帰することを意味するのである。
第三には、より{d }ものをもって蕩減条件を立てる場合である。これは、{c }価値をもって蕩減条件を立てるのに失敗したとき、それよりも{d }価値の蕩減条件を再び立てて、原状へと復帰する場合をいう。
{a }条件をどのような方法で立てるかという問題である。どのようなものであっても、本来の位置と状態から離れた立場から原状へと復帰するためには、それらから離れるようになった経路と{e }{経路をたどることによって{a }条件を立てなければならない。
{a }条件はだれが立てなければならないのであろうか。{f }の{g }としてそれに必要な蕩減条件を、あくまでも{f }自身が立てなければならないのである。
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