安侍日を守るということ

祝福家庭:2016-夏季号より

侍義の生活(11)

安侍日を守るということ

監修•家庭教育局

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)においては、毎日曜日に礼拝を捧げるとともに、2004年5月5日から8日目ごとの「安侍日(安着侍義の日)」に、敬礼、み言訓読、礼拝を捧げています。安侍日とそれを守る生活について考えていきます。

一、伝統と教育を守る

真の父母様は、自叙伝『平和を愛する世界人として』の中で、伝統と教育について次のように強調されています。

「私たちが死ぬ前に、必ず子孫に残しておかなければならないものが二つあります。一つは伝統であり、もう一つは教育です。伝統のない民族は滅んでしまいます。伝統とは、民族を結ぶ魂であり、魂の抜けた民族は生き残ることができません。もう一つ、重要なものが教育です。子孫に教育をしなければ、その民族は滅びます」(164頁)

「伝統」というのは、民族を結ぶ魂であり、「教育」がなされなければ滅んでしまいます。家庭訓読会と祈祷、十分の一条、そして安侍日は、真の父母様があらゆる蕩減を払い、精誠を込めて打ち立てて示してくださった貴い伝統です。

二、後天時代の出発

①数を復帰する天の闘い

真の父母様の闘いは、堕落によりサタンに奪われた一数から十数までの全数理を復帰するためでした。

「七•八節(天地父母天宙安息圏宣布)」は、真のお父様77歳、1997年(天暦)7月7日7時7分7秒に宣布。7数と8数復帰の条件となりました。

9数復帰の条件として、「九•九節(天地父母天宙統一解放圏)」の宣布がお父様79歳の1999年(天暦)9月9日9時9分9秒に。1999年9月10日10時10分には10数復帰の条件として「三•十節」が宣布されました。

2004年4月19日、第45回「真の父母の日」には四位基台を完全に復帰した条件が立ち、天の父母様(神様)が1数から10数まで安息できる条件が立てられました。

その日に、8日目ごとに迎える「安侍日(安着侍義の日)」が発表され、真の父母様は、この伝統を守るよう語られたのです。

②安侍日が定着

記念すべき第1回「安侍日」は、2004年5月5日、統一教会創立50周年記念日(5月1日)を背景に迎えました。

そして、真の父母様は、「双合十勝日」を制定されました。この日は、後天時代の出発が宣布された日ともなりました。

第2回安侍日(2004年5月13日)は、「神様王権即位式」(2001年1月13日)から40か月目となる日であり、第3回安侍日(2004年5月21日)には、「和合と統一のための絶対価値宣布大会」が行われています。

こうして、蘇生、長成、完成と三段階をもって「安侍日」が地に定着し、安着することによって、新しい後天時代を迎えました。サタンを中心とした分裂と闘争で綴られた先天時代から、悪なるサタンを消し、善なる神様を全ての中心にお迎えした後天時代が出発したのです。

後天時代を開き、新しい真の天の文化と伝統を打ち立ててくださった真の父母様です。

三、安侍日を守る内外の姿勢

「神様が臨在され、家庭に入ってきて安着した立場で侍ることによって、神様と一緒に生活できる、釈放圏がなされる」とのみ言から分かるように、安侍日を守るということは、「家庭に神様をお迎えする」ということです。

①  神様を心臓に刻み、肌で感じよう

神様がいらっしゃることを知り、その神様に常に侍って暮らせば、解決できない問題はありません。

「侍る」ためには、神様の実在を明確に知ることが大切です。

家庭連合創立50周年の式典のおり、父母様は「頭だけで知り、数学の公式を覚えるようにして理解する神様ではなく、私たちの心臓に、そして骨髄の中にまで神様の存在を刻みつけるように」と語られ、さらに「神様の実存を皮膚で感じて生きる」よう強調なさいました。

②喜びに溢れ、自発的に侍る

安侍日を発表された第45回「真の父母の日」(2004年4月19日)に、真の父母様は次のように語っておられます。

「安息日を撤廃したこの期間において、私たちはすべての日を安息日に変えなければなりません」

「天の父母様の日」や「真の父母の日」といった特別の日にだけ神様を迎えるのではなく、全ての日、全ての時間に神様を迎えて敬拝や訓読会をしなさいと語られるのです。「仕方なく」ではなく「嬉しくてそうせずにはいられない」という気持ちで参加しなさいと言われます。

この「愛を通じて喜ぼうとする情的な衝動」こそ、神様の心情です。この心情が動機となり、喜びを土台として、力と希望が内から湧きいずる、自発的な姿勢をもって、侍ることが大切です。

③私たちの生活の主体は神様

「皆さんは、侍る生活をしなければなりません。私たちの生活圏内の主体者として、神様に侍らなければなりません」

私たちの生活の主体は、神様なのです。

「皆さんは、神様がいらっしゃるということを、一日に何度自覚しますか。二十四時間中に、何度、神様がいらっしゃるということを感じますか。侍ることによって、救いを受けようという人が、二十四時間中の、一、二時間程度、侍ればよいのですか。空気よりも切迫して必要なものが、神様です。ご飯よりも、もっと貴重なものが神様です」

「侍る」ということは、生活のただ中でなされるのです。

四、安侍日により守られる私たち

「安侍日」は、家庭に神様をお迎えする日です。

①  安侍日の準備
  1. 聖なる安侍日を準備するために、早く家に帰りましょう。
  2. 私たちの住む家は、聖殿です。その聖殿に神様をお迎えできるよう、掃除をしましょう。
  3. 入浴やシャワーなどで、身体を清潔にしましょう。当日は、きちんとした服装で臨みます。学生の場合は、制服でもかまいません。
  4. 安侍日の食べ物を、精誠を尽くして準備しましょう。安侍日用の器やテーブルクロスなどを、家庭で用意しておいてもよいでしよう。
②     安侍日の礼式

できるだけ家族そろって、心を一つにして家庭礼拝を行いましょう。

③     祈りとみ言を楽しむ

安侍日は、単に肉体的に休む日ではなく、祈りとみ言を通じて、霊的安息を取る日です。家族や親戚、氏族圏が集い、み言を勉強して楽しむ日です。

国をもたないユダヤ人が、過酷な歴史を辿りながらも連綿と生き残っているのは、徹底して安息日を守り抜いたからです。そして安息日を守りながら、子供たちに安息日を守ることを教育してきました。

ユダヤの諺に「ユダヤ人が安息日を守ったのではなく、安息日がユダヤを守った」とあるゆえんです。

真の父母様は「安着侍義、侍ることによって救われるので、『安侍日』です。安息日よりも『安侍日』です」(天一国経典『天聖経』第十一篇第二章第一節8)と語られました。

統一家の私たちが、歴史に天一国の民としての金字塔を打ち立てるには、安侍日をはじめとする天の伝統を徹底して守り、安侍日を守って生活することを子供たちに教育していくことが大切です。

そして「安侍日」を中心に夫婦が一つになり、父母が一つになり、兄弟が一つになることによって、門が開かれた地上•天上理想世界に入ることができるというのです。