ワシントン大会勝利のため不眠不休で精誠を尽くされた

~「世界家庭」2016-09号、”慕わしき、わが主、わが父母”から一部抜粋~~

—ドミニカ共和国の国家メシヤ、河野高志さん(71歳)・貞子さん(70歳)夫妻(777家庭)—

嵐に遭ったお父様のご無事を必死に祈られた子女様がた

貞子さん       本格的な滞在が始まる前、真のお父様が興進様を伴って宿泊されたことがありました。翌朝、お部屋のお掃除に行くと、キングサイズのベッドの端っこに休まれたお二人の姿の跡が、そのままベッドカバーに残っていて、とてもほほえましく感じました。

真のお父様のベッドのナィトテーブルに、み言「アメリカに対する神の希望」の小冊子(英語版)が、ページを開いて伏せておいてあり、その横には三省堂の英和辞典が置かれていました。お父様自ら、み言を学ばれ、大会のために精誠を尽くされるごようすに、見物人のように臨んでいた自分が恥ずかしくなりました。

ボストン教会に滞在中、真のお父様は毎朝三時頃、暗闇の中をお出掛けになりました。建物の裏手の崖から縄ばしごを伝っていかだに下り、ニューホープ号に乗ってマグロ釣りに行かれました。いつもダンキンドーナツを朝食代わりに召し上がるのですが、あるとき、コチュヂャンや韓国の牛肉の佃煮を具にしたおにぎりをご用意したところ、とても喜んでくださいました。

真のお父様はご飯の炊き方やロブスター(崖下の海にわなを仕掛けてあり、毎日獲れた)の調理方法なども教えてくださいました。漁が早く終わった日や天候の悪い日には、皆を映画に連れていったり、教会で和動会をしたりしてくださいました。

夏休みに入ると、子女様がたもお越しになりました。皆、一つの部屋で寝袋でお休みになりました。皆とてもお元気で、いつも孝進様、興進様を先頭に敷地内を走り回っておられました。どんなに遊びに夢中になっておられても、真の父母様のお出掛けやご帰宅のときには、素早く敬礼をおささげになる子女様がたでした。

あるとき、真のお父様が漁に出ておられる間に嵐になり、海の波がとても高くなりました。すると、それまでにぎやかだった子女様がたが、「Let’s pray for Father」と口々に叫びながら、お父様が無事に帰港されるまで、お部屋に集まってお祈りをされました。

善進様をお生みになって間もない真のお母様が途中から合流されると、教会が温かい雰囲気になりました。漁から帰ってこられる真のお父様のお姿が見えると、お母様はあのきれいなお声で「アッパー」と呼ばれ、お父様も「オンマー」とボートから手を振ってお応えになりました。

このように、真の父母様を慕われる子女様がたや、真の父母様の仲むつまじいお姿を拝見できたのは、大きな恵みでした。

ワシントン大会が近づいてくると、ただならぬ緊張感が漂うようになりました。真のお父様は海には出られず、崖の上にあぐらをかいて、じっと海を見詰めながら瞑想にふけっていらっしゃるように見えました。飲み物をお持ちするのもはばかられるほどでした。

真のお父様はご滞在中、真のお母様や子女様がたとプライベートな時間を過ごされることはありませんでした。世界中から絶え間なく訪ねてくるリーダーたちの報告をお聞きになったり、大会の準備の進み具合を確認されたり、水産について指導をされたりと、不眠不休で過ごされました。