「真の父母経」について

By | May 26, 2016

6月5日に真のお母様をお迎えして開催されるFamily Festivalは、1.世界平和家庭統一家庭連合(世界基督教統一神霊協会)創立62周年、2.第54回「真の万物の日」、ヤンキー大会40周年を記念するお祝いともなります。

『真の父母経』の訓読を通して、真の御父母様の路程を学んで内的備えといたしましょう。

皆さんになぜ「訓読会をしなさい」と言うのでしょうか。このみ言を伝えながら、「死」を考えていたのです。「私が死ぬ前にみ言を残さなければならない。み旨を成し遂げることができなければ、み言だけでも残してから死ななければならない」と考えながら、深刻な立場でみ言を語ったのです。その時、霊界ではどれほど深刻に見つめていたでしょうか。ですから、皆さんが訓読会をすれば、皆さんに代わってその霊界が、先生がみ旨を成し遂げていくように協助できる再創造の恩賜圏内に追い込む、ということを知らなければなりません。(二九三―一〇五・一〇六、一九九八・五・二四)

以下に、『真の父母経』出版記念に際して、語られたみ言およびメッセージを世界平和家庭連合News Onlineのバックナンバーからお送りします。(*青字、赤字、下線は、kodanusa.orgで付けました)

~~世界平和統一家庭連合NEWS ONLINEの記事から

2015年9月16日

“真の父母の勝利的路程を記した宝物”

9月1日午前10時から、韓国・清平の天宙清平修錬苑大講堂で、「天一国経典『真の父母経』出版記念式」が行われ、世界中から集まった指導者ら約850人が参加しました。

司会の趙光明・清心神学大学院総長の開会宣言の後、真のお母様がご入場。天一国の歌の斉唱に続き、柳慶錫・世界平和統一家庭連合韓国会長が代表報告祈祷を行いました。
「真の父母様み言編纂委員会」の金榮輝編纂委員長が記念の辞で、「『真の父母経』は、神様の摂理史の最終勝利の報告書です」と述べた後、金錫柄・成和出版社社長が『真の父母経』が編纂されるまでの経過報告。「『真の父母経』は、摂理史と真の父母様の生涯路程を記したものであり、三大経典の中心であり、天一国の教材です」と説明しました。

李載錫編纂副委員長による「『真の父母経』は全人類に下賜された遺産」との発刊の辞に続き、金玟河世界日報会長が祝辞を述べ、真の父母様の偉大な愛と数々の偉業を称えました。

真のお母様のご登壇後、文善進世界会長・朴仁渉世界副会長ご夫妻が韓日英の『真の父母経』3冊が入った天一国経典函を真のお母様に奉呈されました。また、重要無形文化財である螺鈿の匠である李亨萬氏が鶴をモチーフに制作した螺鈿細工を記念品として奉呈しました。

真のお母様は、各大陸の代表者に『真の父母経』を下賜された上で、「本当に嬉しい日です。皆さんに感謝します。『真の父母経』は、真の父母の勝利の路程を記した経典であり、宝石です。皆さんは、三大経典という宝石を手に入れました」と、満面の微笑を浮かべながら語られました。

 

“神様の摂理史の最終勝利の報告書”

「記念の辞」 金榮輝・「真の父母様み言編纂委員会」編纂委員長

 真の父母様は天の復帰摂理を完成するため、天上と地上の人類のために生涯をかけてみ言を宣布し教育して来られました。これまで残されたみ言は、『み言選集』を含め700冊以上にもなります。
真のお母様はこのみ言集で宝石のような核心を抽出しまとめて、人類が代々受け継ぎ読むことができるようにするよう述べられ、その御旨を受け入れ、「真の父母様み言編纂委員会」では2013年の基元節に天一国経典『天聖経』と『平和経』を出版、奉呈したのに続き、今回『真の父母経』を発行することになりました。

『真の父母経』は真の父母様の誕生や成長、召命、聖婚、そして人類救援と平和世界実現に向けた全般的な摂理の行跡など、感動的な生涯路程に関するみ言を一目瞭然にまとめ上げたものです。
この『真の父母経』は、生涯をかけて神様のみ旨を完成しようと献身して来られた真の父母様が残された血と汗と涙を記録し、神様の摂理史の最終勝利の報告書でもあると言えるでしょう。さらに、復帰摂理の重要な内容がすべて収められている点で、天一国の永遠な礎となり、道しるべとなることでしょう。

 

人類が進むべき方向性を具体的に提示

「発刊の辞」 李載錫・同編纂副委員長

 『真の父母経』は、真の父母様が復帰の道を開拓し勝利された証言書であります。神様の望みは、アダムとエバが創造本然の姿通りに成長・完成し、真の家庭をつくり、人類の善なる最初の始祖である真の父母となることでした。真の父母様は、1960年の御聖婚以降の7年間で、人類始祖の堕落で失われた真の家庭を完成され、1968 年1月1日、歴史的な「神の日」を宣布されました。

また、『真の父母経』は人類がたどるべき原理の道を示しています。言い換えれば、真の父母様は人類が行くべき真の家庭の典型をつくられました。そして神様を愛し、人を愛し、万物を愛しながら36家庭から段階的に祝福の恩賜を施される等、創世以降、最初の真の家庭理想を完成されることで、人類が受け継ぐべき人生の典型を立てられたのです。

 さらに、『真の父母経』は真の父母様の生涯の業績のうち、クライマックスが基元節であることを教えて下さっています。基元節は全人類の完成段階の解放節として、真の父母様による復帰摂理歴史の終結および実体的天一国の出発の起源となる日です。真の父母様の業績の中で最大最高の業績は「基元節」に他なりません。
 『真の父母経』は、真の父母様が誰であられるかを明確に明かしているだけではなく、我々が行くべき方向を具体的に提示しているのです。

 

真の息子娘として使命と責任を尽くすことを決意

「祝辞」 金玟河・韓国「世界日報」会長

 韓鶴子総裁は、文鮮明総裁の偉大な遺業と遺志を継承、発展、昇華し成功させるため、渾身の力をふりしぼり、統一運動の新たなルネッサンス時代を開こうと献身し、陣頭指揮、全力投球しておられます。『真の父母経』は、ご自身の全てを犠牲にし、人類に向けて真の愛を広げられた総裁ご夫妻の肉声を収めたという点で、私たち人類に真の愛と真の家庭と平和、そして正義と真理と良心の素晴らしい手引きとなることを確信しています。

真の父母様は、一心同体であられます。心も体も信仰も哲学も一つであり、志す道も一つです。総裁ご夫妻は変わることなく一体となられ、全生涯を通して栄光と勝利の道に立っても、苦難といばらの道に立っても、神様の道に沿い共に一本の道を歩んで来られ、今現在この瞬間にも一体となり歩んでおられ、今後展開される永遠なる未来においても、神様の道に沿い共に一つとなり歩まれることでしょう。

韓総裁は、文総裁の聖和後、込み上げてくる慕わしさと悲しみとわびしさ、そして有形無形の内外の挑戦を、聡明にまた勇気をもって克服し、卓越した指導力を発揮しておられます。
「女性の世紀」とされる21世紀に相応しい真の愛、感性、想像力、細やかさ、そして決断力を備えられ、真と善と美と愛の象徴的な指導者であられる真のお母様、韓鶴子総裁に対し、私たちは一丸となり絶対孝誠、絶対忠誠、絶対従順する真の息子娘として、その使命と責任を尽くしてまいります。
それこそが、ご夫妻の大きな教えに対して報いる道であり、今日『真の父母経』発刊を慶祝する意味にもなることでしょう。